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マンツーマンレッスン カスタマイズ 例① ~文法ニガテ リズムに乗った発音が超ニガテだった40代男性~
WA-SABI英語塾 曽根田 章浩(そねだ あきひろ)
1968年生まれ。静岡大学教育学部保健体育科卒。
英語専門講師としての15年以上に及ぶ指導は、私塾でのレッスンのほか、50社超の企業内研修や私立高校・大学での授業、結婚式のバイリンガル司会など多岐に渡る。
海外生活の経験は無し。長年の指導経験によるマンツーマンレッスンで『日本人の英語力UP』に日々取り組み中。
巷には『英語は○○をするだけでいい!』とか、『○カ月で英語が話せるようになる!』といった書籍やサービスが多いですよね。
もちろん、センスやタイミング、その他もろもろの要因で一気に成果を出す方はいます。
僕のレッスンでも、単語本のサポートとTOEICの演習問題を数ヶ月行っただけで、初受験のTOEICで700点台後半をゲットされた方がいました。
その方は40代の男性で、大学受験までの英語の基礎力と持ち前の好奇心が英語力アップにもうまく作用していたように思います。
半面、なかなか成果が出せず苦労される方がいます。
具体的な練習を継続しているのにTOEICのスコアがなかなか伸びなかったり、、。
『成長のスピード』はさまざまですね。
ひとりひとりに合わせた内容のマンツーマン・レッスンをWA-SABI英語塾では提供しています。
これまで様々な目的・目標を持つ、いろいろなタイプの方とレッスンをしてきました。
全力でサポートさせていただくのはもちろんですが、『個人差』にもしっかりと寄り添います。
今回は、レッスン内容の事例第一弾として、こちらの方の場合をご紹介します。
ブレイクスルーまで苦労された40代男性。
スイッチが入り、目の色が変わった!
先日、現在も通塾されている40代男性の方からLINEメッセージが届きました。
『このあいだのTOEIC、585点でした! やっと600点が見えてきました!』
3年ほど前に入塾されたときのTOEICのスコアは400点程度。
およそ100点アップと言われる『ブレイクスルー』が2回あったと言えますが、それに要した時間と労力はとても多かったように感じます。
まさに『継続は力なり』を実証してくださった方です。
レッスンでは試行錯誤も多々あり、毎日LINEで学習と練習の報告をしていただいていた時期もありました。
それだけに、スコアアップはもちろん、ここ最近の目の色の変化や意欲のオーラ(みたいなもの)は嬉しいかぎりです。
ニガテ分野攻略型レッスン
1.基本文法ルール
基本文法ルールのマスターにはかなりてこずりました。
学生時代に英語の勉強をあまりしていなかったため、中学生用の文法ルールを覚えるだけでも苦労されました。
知識の定着にも個人差がどうしてもあります。この部分を飛ばして英語に慣れる方法はたくさんありますが、長い目でみると基本文法は絶対におさえておいた方がいい。
そのやり方自体はご自身も納得され、根気よく勉強されました。
薄い基本文法の問題集を2回通り勉強されたあと、TOEICのPart 5の文法問題を繰り返し解く練習をしました。
覚えては忘れ、、のモードが続きましたが、あきらめませんでしたね。
時間はかかりましたが、昨年後半あたりから一気に成果が出てきて、問われているポイントを瞬時に見抜けることが明らかに増えました。
2.英語のノリ(発音)
腹式呼吸を含め、英語特有のノリが作れず、それがリスニング力にもかなり影響していました。
なにしろ英語のリズムになかなか乗れません。日本語の発音とは違う口の筋肉の使い方というレベルではなく、リズムに合わせた発音がとても苦手でした。
普段音楽を聴く習慣がなかったことも大きかったように思います。
最初は、『ワン、トウー、スリー、フォー、、』と手を叩いてリズムをキープすることさえスムーズにできないほとでした。
・洋楽をメロディをつけずにリズムを合わせて発音する練習
・音読練習と再生スピードを落とした音声でのシャドーイング
このふたつに多くの時間を割いて練習しました。
ここでも持ち前の根気強さでやっぱりあきらめなかったことが立派でした。
もちろん、ボクも「英語の発音は向いてないので、やめましょうか?」とは絶対言いません(笑)。
成長のスイッチ
これには本当に個人差があります。
この方の場合は、時間はかかりましたが、あるタイミングで明らかに『成長のスイッチ』が入りました。
まず、単語の覚え込みの精度が確実にアップしました。
それまでもノルマを決めて行っていましたが、その週の分もままならず、過去のものはどんどん忘れていく状態でした。
それが急に毎週の単語テストで満点を取り始め、覚えることが楽しくて仕方ないというオーラが出始めました。
『銀のフレーズ(600点レベル)』を終え、その上のレベルの『金のフレーズ』に入ってもその勢いは変わっていません。
5~7割程度しかこなせなかった宿題も確実に行われるようになり、レッスンでの問題演習でも『良いつぶやき』が圧倒的に増えました。
『良いつぶやき』というには、特にミスした問題の解説を見たり聞いたりした際に「あ、○○ということか!」みたいなコメントで、的を得たつぶやきがどんどん出るようになったのです。
『生活の張り』になるとしめたもの
この男性とは、現在も週に1回のレッスンを行っています。
毎週とてもよい表情で教室に来られます。お仕事はお忙しいと思いますが、英語学習が生活の張りになっているように思います。
まだまだTOEICのスコアを上げて、お仕事でも英語をもっと使いたいという意欲にあふれています。
更に嬉しいニュースをきっと届けてくれるでしょう。
今回の内容が、皆さんの英語学習へのヒントになれば幸いです。
WA-SABI英語塾では、新宿区内の教室でのマンツーマンレッスンのほか、スカイプレッスンの生徒さんを募集中です。
ご興味のある方は、無料体験レッスンも受付中ですので、お気軽に下記よりお問い合わせください。
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